Stories 飼い主さまのストーリー
キラキラと
ひかるあの子を
母と私で、ひと粒ずつ。
イラストレーター
てらおかなつみさん
幼いとき、一緒に暮らしていた犬がいたんです。小学生の頃から、高校生になるまで。ちいさかった私を、犬が大切に思ってくれていることを感じていました。辛いことがあっても、家に帰れば自分を待ってくれているあの子がいたから、毎日を乗り越えることができていました。お別れしてから10年以上、そのお骨を実家で保管していたんです。今回、イラストのお仕事を通してAmulet Pearlさんの取り組みを知り、ずっと犬のことを大切に想っている両親に真珠をプレゼントしたくなりました。
実際にお願いしてから数か月経ったとき、真珠の養殖場へお邪魔させていただきました。出来上がった真珠を取りだす作業をさせていただけることになったんです。朝早くの静かな養殖場で、自分の手で、綺麗な真珠をふた粒、取り出すことができました。長崎の穏やかな海のなかで、自然の力で真珠が生まれていることを体感しました。養殖場で働かれている地元の皆さんもとても優しく、真珠が綺麗にできてよかったよかったと、一緒に喜んでくださったことを覚えています。
ふたつの真珠のうち、ひとつは母にネックレスにしてプレゼントしました。もうひとつは指輪として、自分のそばに。真珠を受けとるときにもらった水色でふかふかのアクセサリーケースに入れて、大切に飾っています。お骨をお部屋に置いておくのは寂しい印象でしたが、キラキラと可愛い姿で、また一緒にいられて嬉しいです。本当に、ありがとうございました。
イラストレーター てらおかなつみさん 犬との愛おしい時間を色鉛筆や鉛筆で描く、フリーランスのイラストレーター。東京をはじめ全国で個展を開催し、多くのファンを集めている。
どこに出かけても、
ずっと一緒。
医師 美容・アンチエイジング専門医 トライアスリート
黒田愛美さん
小学生の頃から、動物が大好きでした。夢も獣医になること。だから、一人暮らしをして飼いはじめた愛犬のきなこは、娘のようにかわいがっていました。9歳までは健康そのもの。しかし病気が発覚して、手術を繰り返して、さまざまな奇跡を乗り越えて2年。亡くなる前日はちょうどお休みでした。きなことゆっくり過ごす幸せを噛み締めていた矢先に、ついに他界してしまったのです。毎日、枯れるほど涙を流しました。ずっと一緒にいたいという気持ちがこみあげて、出かけるたびに瓶にお骨を入れて持ち歩いていたほど。
悲しみから抜けだせないなか、アミュレットパールさんに出会ったのです。きなこへの想いが強かったからこそ、どのジュエリーをつくるのか、どのようなデザインにするのか、とことん悩みました。デザインを一緒に考えて、細かいお願いごとにも対応してくださって。そうしたら、思い通りの可愛い形で帰ってきてくれました。実は、4つ生まれた真珠のうち、ひとつはきなこと同じドット柄。きなこの魂が宿っていると、信じています。
今では、ジュエリーとして肌身はなさずつけていて、愛おしさが増すばかりです。私は職業柄、出張や移動が多いので、どこにいてもきなこと一緒にいられる幸せを噛みしめています。アミュレットパールさんの名前にあるように、この真珠は私のお守りであり、ラッキーチャーム。きなこが私のもとに戻ってきてくれて、もっとハッピーに過ごせていると、心から思っています。